2020年03月05日

意外と知らない民法の話@

日本には数々の法律(8,000以上)がありますが、特に重要なのは、

1.憲法
2.民法
3.刑法
4.商法
5.民事訴訟法
6.刑事訴訟法

上記の六法で、ほとんど、どの法律も六法が基礎となっています。
その中でも一番身近な法律が民法と言えるでしょう。

今回は、民法の中で「成年(成人)」を取り上げてみます。

法律上の成年(成人)とは、親権者(親等)の同意無しに、
法律行為が行える人を言います。(但し、未成年でも
結婚をしていると成人と法律上はみなされます。)

法律行為とは、結婚や契約(売買、賃貸、雇用等の)等の、
法律上の効果が発生する行為全般です。

未成年者は、親の同意を得ずに法律行為を行った場合は、
原則、後で取り消すことができます。
未成年は判断能力が未熟とみなされるため、
うっかり不利な契約を結んでしまう場合があるからです。
ですので未成年者との契約では、一般的には親権者の同意を貰います。

すでに殆どの方が知っている事だとは思いますが、
この民法上の成年の年齢が、2022年4月1日より、
満20才から満18才に引き下げられます。

ということは、満18歳になれば、親の同意無しに
単独で法律行為がでるようになります。
という事は、18才の年齢、場合によっては高校生でも、
親の同意なしに結婚できることになります。
学校としては校則ででも禁止したいところでしょうが、
最初にかいたとおり、いろんな法律規則は六法に則っている為、
校則で高校生同士の結婚を禁止することも難しいでしょう。
なかなか教育現場でも混乱が起きそうです。

よく勘違いされる人がいるのですが、
ギャンブルや飲酒や喫煙も18才でも可能になるかというと、
規制している法律が違うのでそこは今まで通り20才からになります。
また、刑法や少年法での取り扱いも変わらないため、
18才を過ぎたからといっても、特に重罪な場合以外は、
刑法で裁かれるわけでは無く、少年法の方の適用を受けます。
犯罪者の実名報道等も変わらないと思われます。


(おまけ)
現在、成人式は20才を基準に行ってきましたが、
2022年以降はどうなるのでしょうか?
実は、市町村で個別で対応を決めるようです。
三重県の伊賀市では18才で成人式を行うようですが、
今の所、岐阜市、山県市、羽島市、大垣市は、
今まで通り20才に行うようです。

posted by U-kai(とも) at 09:07 | Comment(0) | 日記
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