2016年08月29日

危険な地名


ども、店長です。


豪雨や地震、津波など、昨今はあまりの自然災害の頻発に、恐ろしくも慣れてきてしまった感のある日本です。


災害に遭われた方にとっては家族を奪われ、財産を奪われ、人生を奪われる悲惨な一大事ですし、遺憾の念を禁じえませんが、なぜだか一時ほど「異常気象」だと騒がれなくなっているような気がします。

長い地球の歴史の中で、寒冷期(氷河期など)と温暖期が何度も繰り返されてきたことは科学的に解明されている事実らしいですが、人間が文明を気付いてから現在までの時間は地球の歴史から見ればほんの一瞬ですので、こういった異常気象も、実は「異常」ではなく「正常」なのだということです。

とはいえ、現代文明でも地震や気象は未だコントロールできないわけですから、災害に遭うリスクを少しでも減らすためには考えて行動する必要があります。


不動産業に関わっていると、災害防止関係の法令を調べたり、実際に現地で災害が起こった形跡を実際に目にすることが多々あります。

すると、地名と災害には関係の深いものが結構あることに気付きます。

新興住宅地や造成団地などで耳触りの良い名前に地名が変わって(あるいは意図的に?)しまっているエリアも沢山ありますが、自治会の名前や公園や川の名前など、注意すれば古い地名の痕跡を見つけることはできます。

また、大字や字が付く所在地は古いものそのままですので、住所には出ていなくても土地の登記事項証明を確認すると来歴が判るものがあります。

(〇〇台、〇〇ヶ丘とか、〇〇町〇丁目のように「丁目」がつくところは大抵新しい地名です)


新地名が誕生すると、少なくとも数個の旧地名が抹消されます。

そうなるとその土地に根付く伝承、それこそ災害の歴史も人々から忘れ去られてしまいます。

地名には必ず、そこで暮らす人々の生活の上で不可欠な意味があります。

だからこそ、長い間災害と接してきた日本には「危険な地名」があるのです。

せめて自分の住む所、あるいはこれから住もうとしている土地の名前がどんな意味で、どういった場所なのか知っておいて損はないでしょう。


まず、自然災害からつけられた地名は「音」に注意です。

表記は意味に関係なく、音だけで漢字が当てられる例が多いので、あまり参考にならないようです。

「佳字(けいじ)」といって、漢字の字面が良くない場合に、同じ読みで字面の良い漢字をあてることがされるからです。


災害には直接関係しませんが、身近な岐阜市内で言うと「芥見」は良い例です。

現在の芥見は大きく拡がって、バローのある辺りが人口の中心になっていますが、元々は千鳥橋の若干上流の東辺りが村の中心だったそうで、確かにその辺りには古くて大きな農家住宅が多いです。

千鳥橋の上流左岸側は大きくカーブしており瀞場となっていて、増水時などに上流から流されてきた浮遊物(木材やゴミ、動物や人間の亡骸を含む)が溜まる場所です。(現在でもそうです。ちなみに瀞場の崖上にはお地蔵様が祀られています。)

そこで地元の人はここら辺りを「灰汁溜まり(あくだまり)」<灰汁とは、鍋料理などの時に水面に浮くあれですね)と呼びました。

長い年月をかけて「あくだまり」→「あくたまり」→「あくたり」→「あくたみ」と読みが変わったようです。

「灰汁溜」では字面が汚いので、見目麗しい「芥見」という美しい漢字が当てられたそうです。


音の例を挙げると、河川の氾濫があった場所は、谷地・低地ではタニ、サコ、ナベ、など。

平地ではヒロ、アサヒ、エダ、カマ、フケなど。


地滑り・土砂崩れのあった場所は、アナ、クラ、カキ、ウメ、ナベ、フタ、クレ、タイ、アソなど。


岐阜県内ですと、「汲(タニぐみ)」「原(ナベはら)」「見ヶ池(みがいけ)」「大台(おおクラだい)」「平台(タイへいだい)」などがありますね。


今では治水技術や土木技術が発達し、様々な対策が取られているので、上記に当てはまっても非常に安全で災害など起こりそうにない場所もあります。

しかしそこは昔災害で人々が苦しんだ歴史があることが地名から判るということです。

当て字や合成でできた地名もありますので、あくまで目安と言うことでご参考下さい。


また、漢字が当てにならないとはいえ「蛇」や「竜」の漢字が付く地名は、個人的に要注意だと思っています。

河川の氾濫か土石流、どちらかに関係していることが多いからです。

現在の名古屋市天白区は昔は「蛇崩」という地名でした。

「蛇崩」とは土砂崩れを意味しますが、‘00年の東海豪雨の時も天白川が氾濫し、区内全域に土砂濁流が押し寄せて2名の死者が出ています。

「竜」というと縁起が良さそうですが、「流」と読み替えられます。

水や土砂が「流」れてきた歴史があるということです。

福井県の九頭竜川はその昔、氾濫時には9つの流れ(頭)に分かれて沢山の人命を奪ったとのことです。


日本は昔から災害の多い国です。

地震が起こる国は世界でもそんなに沢山ありませんし、台風の被害を受けるのもアジアの国の一部だけです。

こんなに小さな国なのに急峻な山が沢山あって急傾斜が多い為、崖崩れや土石流が起こりやすいです。

また日本特有の「梅雨」という気象がそれに追い打ちをかけて地盤を緩くします。

川も細くて急勾配なので増水して氾濫しやすいですね。

周りを海に囲われている為、地震や台風の際には高潮や津波の被害も起こります。


これだけ人口の密集した先進国で、これだけ災害が多いのは日本だけではないでしょうか?


だから、かつて我々の先祖たちは、災害の恐ろしさを地名に託し、後世に伝えようとしたのだと思います。

そんな災害と深く関係する「危険な地名」を把握して、地名から土地の来歴を予想する能力をつけておくことは決して無駄ではないと思います。

(もちろん「こうなっていることが多い」程度のものですので、災害の事実が無かった土地もありますし、その逆も然りです)


興味を持たれましたら、ぜひ地図とにらめっこしてみて下さい。

では。


JAY


posted by どりげ岐阜スタッフ at 18:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年08月28日

「家売るオンナ」

7月からはじまっている水曜ドラマ、
「家売るオンナ」
なかなか視聴率も好調みたいで、
この時間帯トップの平均視聴率11.38%だそうです。
実は、木曜日のドラマ「はじめまして、愛してます。」
の主演の江口洋介のドラマ上の職業も不動産営業。
こちらも平均視聴率は9.6%とまずまずの数字です。
ふだん、あまり関心もたれることも少ないこの業種に、
たまたまとはいえ、こうしてスポットを当てられることは、
嬉しい限りです。

家売るオンナ.jpg

早速、家でもドラマを見た娘(中一)から、
「お客さんを案内するときは、裏道を使って、
 猛スピードで案内するの?事故らんでね」
と言われました
実際のところ、そういう案内スタイルを心がけている営業
もいるかも知れませんが、少なくとも私はあまり裏道は、
むしろあまり通りません。

三軒家万智
「不動産屋は地図を見ない。幹線道路ではなく、
 誰も知らない裏道を使う。 
 お客は、こんな裏道まで知っている人は、
 物件のある町に詳しいと思う。 
 そして不動産屋を信頼する。 
 その人の言うことなら信じてみようと思う。」


他にも「家売るオンナ」でみる不動産会社あるある
をピックアップしてみると、

・お客様に購入を決断してもらう為に、ニセの商談をチラつかせて
 あせらせる。
 →昔は、よく聞きましたし、大手のFC加入説明会の中の講習で
  有効なテクニックだと実際に聞きました
  でもウチは決してそんな姑息な方法は取りません。
・売れない営業の体に看板を付けて(サンドイッチマン)営業させる。
 →バブル期の都会の不動産会社では普通にあったそうです。
・売れない営業をイスにガムテープでぐるぐる巻きにして固定して、
 無理やりテレアポを取らせる。
 →今も投資物件を販売している一部の不動産会社では健在。
・不動産営業は長者番付の上位者を知っている。
 →三軒家ほどではないにしろ、資産家の方の情報は他の職業の方
  よりは詳しいのでは。
・優秀な営業マンに保険会社からのヘッドハンティング
 →よく聞きますし、うちの会社でも誘われた営業が何人もいます


この「家売るオンナ」は一見めちゃくちゃなドラマですが、
いつもはテレビ自体をあまり見ない私も、
このドラマだけは録画してでも見ています。
「どんな家でも必ず私が売ります!」
三軒家チーフが、他の営業が躊躇するような物件も、
その家に相性のいいお客様をイメージして、
そのお客様に1番効果的な方法で物件情報を届ける姿は、
不動産営業の本質であり基本です。
三軒家チーフは、かなり強引で押しも強いですが、
決してお客様と不動産の相性を無視して売りつけようとはしません。
お客様と不動産の相性を当事者以上に分かっているからこそ、
どんな強引な売り方をしたお客様でも、三軒家万智に感謝するのでしょう。

go-.jpg

 GO!

posted by U-kai(とも) at 14:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年08月27日

最前線!@カフェ店

みなさまこんばんわ!

今年は台風がなかなか来ず、少ないかと思われましたがここへきて団体で来ておりますねーー
夕立もありますし、洗濯物を気にされる奥様方も多いかと思いますが、窓の開けっ放しにはご注意を。。。(実体験w)

近頃、不動産売却の査定が少し増えてきたように思います。
内容は様々ですが、先代の農地を相続したが自分はサラリーマンで農業できないので売却したい。
戸建の場合は離婚するので売却したい。
もともと住んでいた実家があるが、両親が施設に入り自分は家を建てているため不要なので売却したい。
などなど。。。

特に最後の生まれ育った実家の売却ですが、私自身も実家を売却した身なので、不要なのは事実ですがそれがなくなると思うとさみしいものがあります。。。
心情的なお話もありますが、実際売却されるときにみなさま口をそろえて言われるのが、
「こんな古い家は壊すしかない」
「自分と同じくらい古いのだから価値はない」  です。

たしかに引き継ぐ方々は30代〜50代の方が多いので、築50年と聞くと年数は経過しております。
しかし、中にはしっかり手入れやメンテナンスを行っていて、とても築年数相応には見えないお宅も多くありますし、多少痛みはあるもののリフォームを行えばまだまだ使えるお宅もかなりあります。
ただし、ご自身で価値を見出せずに長い年数、空き家で放置してしまえば価値が減ってしまいます。

もしそういったお宅があれば一度、うかい不動産の無料査定をご利用下さい。
意外に値段がつく場合や、解体費考えたら手元になにも残らないと思っていたけど中古住宅として売却できたので解体費が浮いてお金を残す事ができた。
など、一般の方では見えないところに価値を見出し、お持ちの不動産の最大限の活用方法を考え数字をお出しします。
迅速な対応で、過去の事例からデータに基づいた数字をお出ししますし、近隣に知られたくない場合はプライバシーに配慮した査定も可能です。
概算であれば、現地に行かずともおおよその数字もお出ししますのでぜひご利用下さいませ!


ちなみに、現在カフェ店ではついにソーダストリームを導入しました!!

なにかわかります?

え?わからない?

気になります?

でしょー

答えはカフェ店で!
おまちしてまーす☀             nori70

posted by どりげ岐阜スタッフ at 19:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年08月01日

相続した空家に係る譲渡所得の特別控除

相続で取得した不動産の内  空家のまま保有されており

相続された方や そのご家族からの売却ご相談が ますます増えてきております。


平成28年度の税制改正で 
相続開始直前に亡くなられた方が居住していた家屋を相続した相続人が

相続時から3年を経過する年の12月31日までにその家屋(耐震性のない場合は耐震リフォームしたものに限る、その敷地も含む)

または、家屋取り壊し後の土地を譲渡した場合は、一定の要件はありますが

譲渡益から3000万円の控除することが認められます。

この制度は、平成28年4月1日から平成31年12月31日までの間の譲渡で

相続時から3年を経過する日の属する年の12月31日までの譲渡とされています。

適用要件として
・相続した家屋は昭和56年5月31日以前に建築された家屋(区分所有建築物は除く)で、
 相続発生時に、亡くなられた方以外に居住者がいなかった家屋であること。

・相続時から譲渡時点まで、居住、貸付事業の用に供されてないもの。

・譲渡価額が1億円を超えていないこと

上記期日がありますが 相続された方で売却をお考えであれば
この制度は大助かりではないでしょうか。
平成31年12月31日までの譲渡となりますので
早めの売却相談をお勧めいたします。

                 by あいバー








posted by どりげ岐阜スタッフ at 19:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記